箱根駅伝、青山学院が往路、復路ともトップで総合優勝

第91回東京箱根間往復大学駅伝最終日は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの5区間、109.6キロに21チームが参加して復路が行われ、青学大が10時間49分27秒で初の総合優勝を果たした。5時間25分29秒で復路も初めて制した。7年ぶりの総合制覇を狙った駒大が10分50秒差で2年連続の2位に終わり、前回王者の東洋大は3位だった。往路2位の明大が4位、早大が5位になった。

 このところの駅伝で、青山学院が強くなってきたな、と思ったら、往路、復路ともに制し、総合優勝。圧巻は昨日の往路での箱根の山登り。あそこで一気に差をつけた。復路で、2位とのタイム差は広がっているから、復路も強かったということだなあ。今年の本命といわれていた駒大は箱根までは強さを見せつけたが、山登りでアクシデントがあり、失速。往路4位から2位まで浮上したものの、追いつくことはできなかった。今年は箱根の山登りが勝敗を決めるという予想記事があったが、そのとおりの結末だった。しかし、今年の青学、強かった。

箱根駅伝 襷をつなぐドラマ (oneテーマ21)

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