久保君、やっぱりバルセロナを退団するのかあ

スペイン1部バルセロナの下部組織に所属していたFW久保建英(たけふさ)(13)が退団することになった。国際移籍は原則18歳以上という国際サッカー連盟(FIFA)の規則に触れ、バルセロナでは公式戦に出場できないためだ。FIFAはこの規則を厳格に適用し始めたところで、背景には巨額の移籍金が動く欧州選手市場の暗部がある。

 この記事でも指摘されているようなアフリカや中南米を舞台とした人身売買的問題を考えると、18歳未満の国際移籍原則禁止というのは妥当な措置なのだろうが、こんな形で影響を出てこようとは...。10歳でバルセロナカンテラに加わり、注目されていた久保君、結局、帰国を選んだのだなあ。帰国したら、どこのユースに所属することになるのだろう。高校サッカーよりもユースなんだろうなあ。まあ、高校までもあと何年かあるけど。どこのクラブで、誰が指導するのか。結構、注目だなあ。そして5年後、18歳になったときにバロセロナに行くことができるのかどうか。そこも注目だなあ。
 久保君は帰国の決断をしたわけだが、レアル・マドリードの下部組織に行った中井拓大君も同じ問題を抱えているのだろうか。それとも中井君は国際移籍の例外条項を満たしているのだろうか。
10歳の久保くんが何とバルセロナと契約 - やぶしらず通信 2011年8月7日