台北、というか、台湾観光に行っていって、美術館に行くといったら、絶対の定番は、ここ故宮博物院。パリに行ったらルーブル、ロンドンに行ったら大英博物館でしょ、といった感じで、団体観光客で大混雑していた。夕方は団体が減って、比較的空いているという話で、夕方を目指していた行ったが、それでも、かなりの混雑だった。そして団体の主力は中国系。美術館というのは意外と欧米系が目立つのだが、欧米系は大集団を形成しないのか、あるいは早い時間に見に来ているのか、夕方は中国系の団体さんが怒涛のように押し寄せていた。日本人も目立ったが、圧倒的に中国系。やっぱり近いし、言葉は通じるし、親近感があるのかなあ。
きれいな建物だし、展示品も多いし、すごいはすごいのだけど、東洋美術の古典にはそれほど関心がないので、早足で見て歩いてしまった。最も混雑していたのは、やはり翠玉白菜と肉形石だった。ここは団体さんたちも必見ポイントらしく大行列ができていた。ただ、団体さんたちが駆け足で通り抜けていく展示スポットというのはだいたい決まっていて、これを外すと、ゆっくりと鑑賞できた。
★ 故宮博物院の公式サイト(日本語版) =>http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx
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