「火垂るの墓」「エロ事師たち」の野坂昭如が死去
戦争の悲劇を描いた「火垂(ほた)るの墓」で知られる直木賞作家で、歌手や参院議員など幅広い分野で活躍した野坂昭如(のさか・あきゆき)さんが9日、東京都内の病院で死去した。同日夜、東京都杉並区の自宅から意識不明の状態で救急搬送され、病院で死亡が確認された。85歳だった。
「焼け跡闇市派」といわれた野坂昭如が死去。その作品といえば、これだなあ。
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野坂昭如の作品の映画化というと、「火垂るの墓」になってしまうのかもしれないが、インパクトがあったのは、こちらだろうか。
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1960年代後半から1970年代にかけての騒然とした時代に、若者たちに人気があったのは、野坂昭如と五木寛之。五木寛之は「蒼ざめた馬を見よ」で第56回(1966年下半期)、野坂は「アメリカひじき」「火垂るの墓」で第58回(1967年下半期)の直木賞をとっており、好敵手といった感じだった。ファンも二派に分かれていた感じがするが、ふたりの対談集も出ていた。
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★ 作家・野坂昭如の公式ホームページ => http://nosakaakiyuki.com/
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