「ダイ・ハード」で新しい悪役像を創ったアラン・リックマンが死去

英国の舞台・映画俳優のアラン・リックマン氏が、がんのため６９歳で死去した。家族が１４日、明らかにした。同氏は、映画「ハリー・ポッター」シリーズでスネイプ先生役を務めたほか、「ダイ・ハード」など、数多くのハリウッド映画でも悪役を演じた。

　アラン・リックマンが死去。訃報の見出しとしては「ハリー・ポッター」の「スネイプ先生」ということになるのだろうが、個人的には、やはり「ダイ・ハード」だなあ。

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　悪役の首領がインテリの元テロリストという設定は当時としては異色だったし、いかにも強くなさそうな優雅で知的な品のあるインテリタイプなんだけど、怖くて悪い奴だった。このタイプの知性派悪役の草分けといってもいいんじゃないかと思う。この悪役のイメージは世界中で模倣されることになって、いまでは、そんなに珍しくない。
　で、もう一つ好きなのは、アン・リーのこの作品。

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　こちらは陰険で暗い、悪い人のように見えて、実は誠実な紳士だった役。
　好きな俳優さんだったけど。合掌。
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