和歌山の立てこもり殺人犯は、ジョン・ウーのファンなのかなあ

29日に和歌山市の建設会社で従業員4人が拳銃で撃たれ、1人が死亡、1人が意識不明の重体になっている事件で、殺人などの疑いで指名手配されている男が、拳銃を持って近くのアパートなどに12時間近く立てこもっていて、捜査員が説得を続けています。(略)容疑者はその後、拳銃2丁を持って近くのアパートの廊下や隣の建物に1人で立てこもり、朝に2回拳銃を発砲しました。

 和歌山で建設会社の従業員を撃って死傷者を出した銃撃犯、拳銃を持ったまま逃走し、警察に追われて発砲したあげく、いまは警官たちに取り囲まれて立てこもり状態。ニュースで、その姿を見ると、この犯人、両手にオートマチックの拳銃を持っている。両手に拳銃で、すぐに思い出すのは...

 ジョン・ウー監督のアクション映画。両手に拳銃を持って撃ちまくる二丁拳銃アクションといえば、ジョン・ウーの売りものですから。このスタイル、ジョン・ウーが香港からハリウッドに進出してからも、変わらなくて...
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 こちらでも二丁拳銃アクションは全開でした。
 この犯人、覚醒剤をやっている人らしいが、アタマの中の妄想の世界では、自分はチョウ・ユンファ*1という状態なのかなあ。で、周りでは白い鳩が飛んでいるのが見えたりしているのだろうか*2【追記】
 結局、不幸中の幸いというか、市街地の銃撃戦になることはなく、犯人は自決。
<和歌山射殺>逮捕の容疑者死亡 立てこもりで自分の腹撃つ (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

*1:男たちの挽歌」シリーズのヒーロー

*2:白い鳩もジョン・ウーのアクションシーンの定番です