ここ数日、英BBCを見ている人は日本をどう思うのだろう

 世界で最も信頼されているメディアのひとつ、英国のBBC。つい先日、こんなドキュメンタリーを放映していた...

www.bbc.com  そして、今度は...

www.bbc.com

 セックスでも、スポーツでも、スキャンダラスなニッポンだなあ。

 サッカーの世界に「ヒホンの侮辱」という言葉があることを、このBBCの記事で初めて知った(他のメディアの記事をみると「ヒホンの恥」という言い方もある様子)。これからは「ボルゴグラードの侮辱」とか「ボルゴグラードの恥」とか、いわれてしまうのだろうか。日本はワールドカップで歴史をつくってしまったか...。

 日本は「恥の文化」といわれたが、いまや政治、経済だけでなく、スポーツまで、その文化は失われてしまったようにみえてしまう。21世紀の日本をルース・ベネディクトが見たとき、日本人の文化をどう分析するのだろう。ベネディクトが見た日本人と今の日本人は同じなのか。いまでも「恥の文化」の国というのか。文化は変わったのか。誰か、新「菊と刀」を書いてくれないだろうか。

菊と刀 (光文社古典新訳文庫)

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