フランスのギャングがヘリで脱獄。そんな映画が昔、ありました。で、このギャングは映画ファンだとか

 こんな話がBBCに...

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 フランスのギャングがヘリコプターを使って脱獄。これって昔、映画であったな。チャールズ・ブロンソン主演のあれ... 

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  DVDのカバーでも、左上にヘリが飛んでます。1975年の映画だから、このギャングが見ていたのかどうかはわからないけど、この人、映画ファンらしく、記事の中には、こんな話も...

1972年生まれのファイド受刑者は、治安が悪いことで有名なパリの地域で育った。1990年代には、パリで強盗やゆすりに関わるギャングを率いていた。受刑者は自分のライフスタイルを、アル・パチーノ主演映画「スカーフェイス」などハリウッドのギャング映画に影響を受けたと語っている。

仏ギャング、ヘリをハイジャックして脱獄 2度目 - BBCニュース

 これがライフスタイルのモデルだったわけね。 

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  で、このギャング、犯罪のノウハウまで映画で勉強していたらしくて...

特に、米国のマイケル・マン監督の「ヒート」など、スタイリッシュなスリラー映画を熱愛し、パリの映画祭でマン監督に「あなたは私の技術顧問だった」と話しかけたこともある。ファイド受刑者は、「ヒート」を何十回も見て銀行強盗の技術を磨いたとしている。

仏ギャング、ヘリをハイジャックして脱獄 2度目 - BBCニュース

 「ヒート」では、アル・パチーノは刑事で、ギャングはロバート・デ・ニーロ。これね。

  でも、この映画、ギャングはアル・パチーノの刑事に殺されてしまうけど...。ストーリーは勧善懲悪、因果応報であっても、見る人にとって受け取り方は違うのだなあ。「スタイリッシュなスリラー映画を熱愛」って、けっこう自己愛型の人なのだろうか。

 パリで映画好き。どこかで、ひとつ良い方向に運命が変わっていたら、フランソワ・トリュフォになっていたのだろうか。