この夏休み、フランスではフルフェイス型シュノーケルマスクがトレンドらしい

 朝、NHK-BS1の「ワールド・ニュース」を見ていたら、フランス「F2」が夏のバカンス・ネタとして、いまやダイビングマスクとシュノーケルをもって海に行くのは古いといって、こんなものを紹介していた。

 フルフェイス型のシュノーケルマスク。顔を水につけるのを怖がる子供とか、メガネを掛ける人を中心に人気があるらしい。色もカラフル。

 手軽でファッショナブルなところが受けているらしい。最近、海に行っていないのでわからないが、日本でも使っている人は多いのだろうか。Amazonには、いろいろな商品が並んでいる。

 ニュースでは、ダイビングの専門家が出てきて、ひとこと。泳いで使うのには便利でいいが、素潜りには向かないという。その理由は2つ。水中で耳が詰まった時、フルフェイスなので鼻を詰まんで耳抜きすることができない。もうひとつは、マスクの中に水が入ってきた場合の対応。普通のダイビングマスクは、ずらして鼻から空気を吐き出して水を抜く方法があるが、フルフェイスの場合は水面上まであが上がるしかない。

 なるほど。素潜りなど本格的なダイビングには様々な事態にすぐに対応できる従来型のマスクとシュノーケルの組み合わせが適しているが、海やプールで水中を眺めて軽く遊んでいる分には、このシュノーケルマスクで十分ということらしい。子供に人気が出そうな商品。

 このニュース、フランスらしいと思ったのは、「ワールドカップで優勝したフランス代表もバカンスに入るのでしょうが」的なワールドカップ・ネタがイントロだったこと。フランスだなあ。