くまのプーさんは中国では要注意人物らしい。思想信条ではなく、あの人に似ているから?
独裁国家・強権国家では、ときとしてマンガのようなことが起きる。お隣、中国では...
米報道によると、中国当局はディズニーの実写映画「Christopher Robin(邦題「プーと大人になった僕」)」の同国での公開を認めなかった。米エンターテインメント誌ハリウッド・リポーターが伝えた。
決定の理由は明らかになっていないが、中国は全国的にくまのプーさんを検閲しており、今回の措置もその一部と考えられている。
ユアン・マクレガー主演の「プーと大人になった僕」が中国では上映を認められなかったと。くまのプーさん、中国では検閲されているためらしい。くまのプーさんがなぜ嫌われるのか。ピグレットやティガーやイーヨーと組んで中国で反政府活動をしているとか、ダライ・ラマを支持しているというわけであるはずもなく...。その理由として推測されているのは、習近平ってプーさんに似ているんじゃね、ということなのだとか。政府に批判的なグループがネット上で、プーさんの画像を習近平になぞらえ始めてから、中国政府が神経質になっているらしい。そして...
グローバル・リスク・インサイツは、プーさん検閲が続く理由は、プーさんと習主席の比較を中国政府が、「国家主席の地位と習氏自身の尊厳を本気で脅かそうという取り組み」と認識しているからではないかと言う。
うーん、プーさんの存在が「地位と尊厳」を脅かす...。で、新作の公開も認めないと...。側近たちが忖度しての検閲か、それとも本人の意志か。いずれにしてもマンガだなあ。プーさんのTシャツを着て北京を歩いていたら、大変なことになってしまうのだろうか。怖くて試せないけど。
クリストファー・ロビン、プーさんと一緒にいると、好ましからざる人物として国外退去か。