日大アメフト問題、日大理事長のスキャンダルに飛び火するのかなあ。

 連日、メディアは日大アメフトの危険タックル問題で大騒ぎ。関東学生連盟の処分も出て、一山越え、ボールは日大に投げられた感じだが、この問題、日大の理事長問題に飛び火していくのかなあ。日刊ゲンダイに、こんな記事。
タックル問題で再燃 日大理事長の交遊関係に“マル暴”の影|日刊ゲンダイDIGITAL
 暴力団トップと日大トップの親密写真問題って、あったなあ。この問題が表面化したのは、3年前。日大の理事長、日本オリンピック委員会の副会長でもあったから、結構、問題になったけど、いつの間にか、消えてしまった。当時の話題で見ると...
東京オリンピック2020はヤクザ・オリンピックになるんじゃね、という声が海外で出ているのだとか - やぶしらず雑録 YabuDK Note
ところで、「ヤクザ・オリンピック」疑惑はどうなったのだろう? JOCが調査すると言ってから、4カ月余り - やぶしらず雑録 YabuDK Note
 JOCは、調査すると言っていたけど、どうなったのだろう。いつの間にか、田中理事長は副会長から退任しているけど...。何か、発表しているのだろうか。あのとき、フェイクニュースと切り捨てて、その後、真偽不明のまま終わったことが、日大としては、成功体験としてあるのだろうか。メディアは、日大理事長のスキャンダルには及び腰だった。国会で質問が出たときには、書いたけど、その後の続報は驚くほど少ない。
 暴力団幹部とのツーショット写真が出たのも海外メディアで、その当時、こんな話も流れていた...

いっせいに流出したツーショット写真は、それを入手したと覚しきメディアへの警告の意味を込めて、何者かが、日大批判の急先鋒だった右翼・敬天新聞社を襲撃した。同時に、「敬天を襲撃した。掲載したら同じ目に合わせるぞ!」といった脅迫電話がかけられ、ほとんどのメディアが沈黙した。襲撃者が、誰だかわからない不気味さに加え、田中、司の両氏が取材に応ずることはなく、写真の真偽と流出の背景もわからないなかで、掲載する判断がつかなかったという側面もある。

 日本のメディアは抑え込めると思っていたのかなあ。
 電通批判は、日本のメディアにとってタブーといわれていたが、女子社員の過労死事件とともに、その枷が外れた(まだ一部かもしれないが)。日大の場合もアメリカンフットボールの危険タックル問題という思わぬところから、ほころびが生じて、タブーが解かれてしまったのかもしれないなあ。驕れる者は久しからず、だろうか。それとも、今回も逃げ切れるだろうか。
 それと、JOCの連想で行けば、東京オリンピック買収問題はどうなったのだろう。電通JOCとなると、タブーになるのかな。
電通「東京五輪買収」の物証:FACTA ONLINE