西武グループ、再び骨肉の争い?

西武鉄道株事件で逮捕された前コクド会長堤義明容疑者(70)の兄で元セゾングループ代表の堤清二氏(77)ら親族3人が、同社役員ら27人の名義になっているコクド株について、「名義借りだ」として所有権があることの確認を求め、東京地裁に提訴したことが5日、分かった。

 西武グループは、堤康二郎の子供たちが骨肉の争い。都から追われた長男、当時は傍流だった流通系に飛ばされた堤清次、そして王朝を継いだ堤義明。それに、そのほかの親族。まるで平家物語を読んでいるかのような骨肉の争い。で、結局は法廷での闘争になっていくのか。親族の意見も分かれているようだし、再び、骨肉の争い?