2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

東京都知事選、ぶっち切りで小池百合子氏。それにつけても、ヒラリーは人気ないなあ

舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選は31日投開票され、元防衛相の小池百合子氏(64)が、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、こころ推薦=やジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=らを大差で破り、初当選を果た…

網野善彦、鶴見俊輔『歴史の話』を読んで

歴史の話 (朝日選書)作者: 網野善彦,鶴見俊輔出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/05/11メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブログ (15件) を見る 「歴史を多元的にみる」「歴史を読みなおす」の2編からなる対談集。「百姓は農民」なのか、日本…

金持ちはケチだというけど...。トランプがホテルのホール使用料の支払いを渋っている?

米大統領選の共和党候補に指名された実業家ドナルド・トランプ氏が選挙集会で使用した米バージニア州のホテルの大ホールの冷房が利かなかったとしてホテル側への支払いを渋っていることが28日までにわかった。 以前、知り合いのビジネスマンに「金持ちだと…

新渡戸稲造「民族優勢説の危険」を読んで

民族優勢説の危険作者: 新渡戸稲造発売日: 2012/10/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「武士道」を書いた新渡戸稲造は国際連盟事務次長を務めた国際派でもあった(そもそも「武士道」は英語で書かれている)。その新渡戸が1928年(昭和3年)…

田濤、呉春波『最強の未公開企業 ファーウェイーー冬は必ずやってくる』を読んで

最強の未公開企業 ファーウェイ―冬は必ずやってくる作者: 田濤,呉春波出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2016/07/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 春頃だったか、BBCのニュースを見ていたら、ファーウェイのP9の欧州発売を取り上げて…

米民主党大会と「明日に架ける橋」

ヒラリー・クリントンを大統領候補とする民主党大会、事前に民主党全国委員会の幹部がバーニー・サンダース下ろしのようなことをしていた電子メールがウィキリークスに暴露された。サンダース陣営は、予備選の最中から全国委員会委員長がヒラリーを贔屓して…

井手英策「財政赤字の淵源ーー寛容な社会の条件を考える」を読んで

財政赤字の淵源 --寛容な社会の条件を考える作者: 井手英策出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2012/10/17メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (4件) を見る ヘリマネ(ヘリコプターマネー)論がマーケットの話題になり始めて以来、財政問題に…

ジョージ・オーウェル『オーウェル評論集』を読み返してみて

オーウェル評論集 (岩波文庫 赤 262-1)作者: ジョージ・オーウェル,小野寺健,George Orwell出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1982/04/16メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (14件) を見る 昔からジョージ・オーウェルの評論・エッセイは好き…

ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション [Blu-ray]出版社/メーカー: パラマウント発売日: 2016/06/03メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (7件) を見る つい先日、「トップガン」が公開30周年になった話をBBCが放映していた。 ・Revisiting Top Gu…

梅棹忠夫「行為と妄想ーーわたしの履歴書」

行為と妄想 わたしの履歴書 (中公文庫)作者: 梅棹忠夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2002/04/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (19件) を見る 「行為と妄想」とは、いかにも怪しげなタイトルだが、「知的生産の技術」…

マレーシアの政府系ファンド疑惑でレオ様の映画の名前が

マーティン・スコセッシが監督を務め、レオナルド・ディカプリオが主演した2013年米国公開の映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」をめぐり、マレーシアの政府系ファンド、ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)から不正流用された資金が…

ジュラシック・ワールド

ジュラシック・ワールド ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン発売日: 2016/02/24メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (13件) を見る 「ジュラシック・パーク」シリーズの4作目。このシリーズ、…

岩田規久男『インフレとデフレ』を飛ばし読み

インフレとデフレ (講談社学術文庫)作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/04/11メディア: 文庫 クリック: 15回この商品を含むブログ (18件) を見る 参院選で大勝した安倍政権が起死回生の経済対策を打ち出すという。新規国債を追加発行して…

企画展「ワンロード: 現代アボリジニ・アートの世界」(国立民族学博物館)

国立民族学博物館に行った時に、開催されていた企画展。鮮やかな色彩で描かれた作品の数々に目を奪われる。現代アートは、ともすると、奇をてらった、アタマでひねり出したような作品が多いようにも思えるのだが、そうした邪心とは違うところから生まれた作…

国立民族学博物館

以前から一度、行ってみたいと思っていながら、なかなか機会がなかったのだが、たまたま大阪に行く用事があり、しかも時間が空いたので、行ってみた。国立民族学博物館! 千里の万博会場跡に梅棹忠夫がつくった博物館は期待していた以上のものだった。自分た…

メモ代わりに、はてなダイアリー、また書いてみるかな、と

ノート、メモ代わりに書いてきたが、昨年ぐらいから休みがちになって、半年ぐらい、ご無沙汰していた。デジタル系のノートは、Evernoteに走っていたのだが、こちらのブログの方も映画や本などの感想は残しておこうかと思い始めた。また気が変わるかもしれな…

妻は二度殺される

WOWOWで放映されていた韓国のファンタジー・スリラー(とでもいうのだろうか)。WOWOWの売り文句は、こんな感じ。 妻を何者かに殺された男性は1年後、携帯電話を通じて1年前の妻と連絡を取り合い、悲劇の回避を目指す。韓国での劇場公開で興行成績第1位を…