2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ビル・パクストンが死去。記憶に残る映画というと...

「エイリアン2」「アポロ13」「タイタニック」など多くのヒット作に出演した米俳優ビル・パクストンさんが2月25日(現地時間)、死去した。61歳だった。家族が発表した声明によれば、手術による合併症が原因だという。 主演というよりも、名脇役といったほう…

アカデミー作品賞は「ラ・ラ・ランド」じゃなくて...「ムーンライト」。授賞式は前代未聞の大混乱

ハリウッドはアンチ・トランプが多いけど、そのトランプが喜びそうな大混乱。 第89回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式が26日、米ハリウッド(Hollywood)の「ドルビー・シアター(Dolby Theatre)」で開催され、注目されていたミュージカル映画『ラ・ラ…

トランプ大統領、100年近い伝統を持つホワイトハウス記者会主催の夕食会に出席せず

トランプ米大統領は25日、ツイッターで、「ホワイトハウス記者会主催の夕食会に今年は出席しない」と述べた。記者会と政権や議会幹部、有名人らが参加する夕食会は毎年恒例の行事で、今年は4月29日に行われる予定。トランプ大統領とメディアの対立が深…

東京マラソン、2時間3分台の記録が出たけど…

8月に行われる陸上の世界選手権の代表選考を兼ねた東京マラソンで、24歳の井上大仁選手が2時間8分台のタイムで日本勢トップの8位に入り、代表入りに近づきました。また、優勝は元世界記録保持者のケニアのウィルソン・キプサング選手で、2時間3分5…

トランプ政権、自分たちに批判的なメディアの取材は受けないと?

大統領選の際にトランプ陣営の関係者がロシアと接触していたという報道をFBIに否定するように、と圧力をかけていたことが露見したばかりのトランプ政権。 ★ FBI、米政権の要請断っていた ロシア接触報道否定せず(CNN) => http://www.cnn.co.jp/usa/3509…

アゴタ・クリストフ自伝『文盲』を読む

文盲: アゴタ・クリストフ自伝 (白水Uブックス)作者: アゴタクリストフ,堀茂樹出版社/メーカー: 白水社発売日: 2014/09/23メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る 『言葉はこうして生き残った』で知った本。著者のアゴタ・クリストフはハンガリー…

鈴木清順が死去。やっぱり「けんかえれじい」だな

「けんかえれじい」「ツィゴイネルワイゼン」など個性的な美学に貫かれた作品で知られる映画監督の鈴木清順(すずき・せいじゅん、本名清太郎〈せいたろう〉)さんが13日午後7時32分、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患のため、東京都内の病院で死去した。…

遠藤周作『こころの風景/風の十字路』を読む

風の十字路―こころの風景作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 小学館発売日: 1996/06メディア: 新書この商品を含むブログを見る マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」が公開され、むかし、遠藤周作の『沈黙』とか『海と毒薬』とか読んだなあ、と思い出して、遠…

トランプ政権下、米国はジョン・ル・カレ的な世界へ。情報機関が身内を信用できない?

ジョン・ル・カレのスパイ小説というと、東西冷戦下、英国情報部の内部、それも首脳部にソ連に内通した裏切り者がいるという世界での物語。米国の情報機関は英国の情報機関を信用せず、情報共有ができなくなっているなどというエピソードもあった。そんな小…

さびしい。好きな雑誌がまたひとつ。「考える人」が4月で休刊に

ネットの時代、雑誌の世界は厳しいのだな。こんな、お知らせが... 雑誌「考える人」(新潮社刊)は、4月4日発売の2017年春号(第60号)をもって休刊することとなりました。2002年に創刊し、plain living & high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力…

羽生結弦は「銀盤の皇帝」として韓国でも大人気らしい

羽生結弦がフィギュアスケートの四大大陸選手権に出場するために韓国に行っているが、訪韓は今回が初めてらしい。ということで、ナマの羽生の登場に韓国は大変なことになっている様子。韓国の三大新聞の日本語サイトでは、 中央日報が... ・<フィギュア>韓…

今年のバレンタインは「血のバレンタイン」として記憶されそうな…

今日は、いろいろなことがありました。日本では、東芝が赤字で、しかも、今に至るも、どんだけの赤字なのか、わからないぐらいの血だらけに。 ・東芝、原発関連の損失は7125億円 債務超過の見通し:朝日新聞デジタル ・東芝が原子力事業で不正か、会長辞…

NHKスペシャル「見えない"貧困"ーー未来を奪われる子どもたち」を見て、未来を考える

先日、知人から「最近は生活に困っている子どもたちの現状が見えにくいんだ。金持ちの子も貧乏な子もみんな、ユニクロを着て、スマホを持っている。外見だけじゃ、食事に事欠くほど困っているのかどうか、わからないんだよね」という話を聞いたところだった…

ジェネラル・ルージュの凱旋

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」【TBSオンデマンド】発売日: 2016/07/15メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (1件) を見る 超遅ればせながら見た映画。阿部寛、竹内結子主演の「チーム・バチスタの栄光」の続編となる医療ミステリー。この映画の頃…

河野通和『言葉はこうして生き残った』を読む

言葉はこうして生き残った作者: 河野通和出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2017/01/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (13件) を見る 「考える人」のメールマガジンを愛読しているのだが、このなかから37回分をまとめた本が出たと…

トランプ支持のP.ティールがニュージーランド国籍をとっていた問題で思い出す映画...

シリコンバレーの大富豪でいち早くトランプ支持を打ち出していたピーター・ティールに、こんな問題。 テクノロジー業界で財を成し、トランプ米大統領のアドバイザーを務めるピーター・ティール氏が2011年にニュージーランド(NZ)国籍を取得したことが分か…

トランプもISISも同類? 独シュピーゲルの最新号の表紙がすごい

トランプ大統領のイスラム系7カ国の入国を禁止した大統領令は米国内外で批判の的になっているが、そんなトランプの特集を組んでいる独シュピーゲル誌の表紙が凄い。こんな具合。 http://www.spiegel.de/spiegel/ トランプが、自由の女神の首を切り落として…

Acer Chromebook14を買ってしまった。画面が大きくて美しいのはやはり良い。

昨年、MacBook Airが壊れたのきっかけに、Chromebookを使い出して、これがかなり気に入ってしまった。最近はブラウザーで、ほとんどのことはできてしまうので、ふだん使うの必要十分な機能を備えているうえ、動作は軽快、電池は長持ちし、さらに面倒くさい設…

永野健二『バブル』を読む。そしてトランプの時代を考える

バブル:日本迷走の原点作者: 永野健二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/11/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る 副題に「日本迷走の原点」。昨年、読んだなかで抜群に面白かった本のひとつ。バブルの時代を多少は知っている世代からす…

石橋毅史『まっ直ぐに本を売る』を読む

まっ直ぐに本を売る―ラディカルな出版「直取引」の方法作者: 石橋毅史出版社/メーカー: 苦楽堂発売日: 2016/06/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 副題に「ラディカルな出版「直取引」の方法」。まえがきに、こうある。 いつか小さな出版…