金が四半世紀ぶりの高値

28日のニューヨーク金先物相場は急反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比18.2ドル高の1トロイオンス=654.5ドルで取引を終えた。上昇幅は今年2番目の大きさ。イランの核開発問題やドル安、原油高を受けて金買いが膨らんだ。一時は658.2ドルと1980年11月以来、約25年5カ月ぶりの高値を付けた。

 危機の金買いとか、いわれていたけど、ついに金に来たかあ。ロシアがソ連時代から貿易収支が厳しくて金の放出国となっていたため、相場の重荷といわれていが、ロシアの経済も良くなってきたので、そうした傾向もなくなってきたのだろうか。ともあれ、世界経済全般が順調になって、資源のほうに投機マネーが回ってきたのかどうか。経済の世界は本格的に転機を迎えようとしているのだろうか。