U-23五輪予選、シリアに2−1で敗れ、日本は総得点差でC組2位に

サッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選C組第4戦で、5大会連続9度目の本大会出場を目指すU―23日本は5日、ヨルダンのアンマンでU―23シリアと対戦。1―2で敗れ、同組2位に転落した。

 前半はシリアが優勢。前半の早い時間にセットプレイからのオウンゴールで失点したのも押されていたからだろう。ただ、前半終了間際に永井のゴールで追いつく。ということで、後半は日本が攻めたのだが、得点にはつながらず。で、このまま引き分けで勝ち点1で、1位キープかと思ったところが甘かったのかもしれない。終盤は再び、シリアが猛攻。そして、終了間際、シリアのキャプテンがミドルシュートで逆転。ロスタイムは3分あったが、結局、シリアの勝利。これでシリアが得失点差で1位。まだ予選が終わったわけではないが、どうも嫌な感じ。
 悪い意味で、日本らしい展開になってしまった。全体的にミスが多かったし、最後の局面でも、予想外のシュートでともいえるが、最後の場面で詰めている選手がいなかったように見えた。シリアに比べて、勝利に対する執念が淡白な感じがした。ということで、最後の最後に詰めの甘さが出た感じ。責任感の強いGKの権田が自分を責めている感じなのがかわいそうだった。気分を切り替えて、得点を取りまくるしかないけど。
★シリアとの天王山に敗れ、C組2位に転落=サッカーU−23日本代表:スポーツナビ => http://bit.ly/wRCODV