デビスカップ。錦織は雪辱を果たしたが、クロアチアに2勝3敗で敗退

テニスの男子国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)のワールドグループ(WG)1回戦、日本-クロアチアは最終日の12日、兵庫県三木市のブルボンビーンズドームでシングルス2試合があった。1勝2敗で迎えた日本は第1試合で世界ランキング20位のエース錦織圭(フリー)が同55位のイワン・ドディグを降したものの、第2試合で第1日に日本選手としてWG初勝利を挙げた添田豪空旅ドットコム)が同43位のイボ・カロビッチに敗れた。日本は通算2勝3敗となり、1回戦で敗退。9月のWG入れ替え戦に回る。

 身長2メートルを超えるカロビッチは強かった。初日は錦織を粉砕、2日目はダブルスで勝ち、3日目の今日も添田を撃破、カロビッチひとりに日本は粉砕されてしまった感じ。錦織は今日はストレート勝ちで、初日のリベンジを果たした形だが、誰もカロビッチを止められなかった。カロビッチ、世界ランキング43位の選手とは思えない、長身から振り下ろす強烈な高速サーブだった。なんとか対策がなかったのだろうか。それにしても、ようやく入れ替え戦に勝ってワールドグループに入ったと思ったら、今日の敗戦で、次は入れ替え戦なのか。厳しいなあ。このグループにいること自体、すごいことなのだなあ。