金儲けの神様であり、直木賞作家の邱永漢氏が死去

直木賞作家で経済評論家として活躍した邱永漢(きゅう・えいかん、本名丘永漢)さんが16日午後7時42分、心不全のため死去した。88歳だった。台湾生まれ。(略)台湾、日本、中国を行き来しながら不動産投資やコーヒー栽培など多角的に事業を手掛ける一方、小説やビジネス書を執筆。1956年「香港」で直木賞を受賞した。投資の指南書も多く、「金もうけの神様」と呼ばれた。小説「女の国籍」の他、「食は広州に在り」「中国人の思想構造」「金銭読本」など著書は450冊を超える。

 正直、金と食べ物の本の印象が強く、直木賞作家ということは、この訃報を読むまで知らなかった。直木賞の受賞はもう50年以上も前のことなのだな。多作の人だけど、後年は小説の印象がほとんどない気がする。実業も手がけていたわけで、イマジネーションの世界に遊ぶ口舌の徒ではなく、ビジネスもできる多才な人だったのだなあ。
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香港・濁水渓 (中公文庫 A 135) お金に愛される生き方 (学びやぶっく) 食は広州に在り (中公文庫)