タブレットは、7インチ戦争を横目に、超軽量・薄型の10インチ型を待つかな、と...

　Kindle Paperwhiteが来てから、結構、使い倒している。何よりも良いのは、その軽さ。ハードカバーの本よりも軽いし、持ちやすく、読みやすい。付箋（ポストイット）もマーカーも用意する必要もない。同じ本で従来の紙版とKindle版が2つあれば、Kindle版を選ぶなあ。そのぐらい読書専用機として気に入っている。
　で、Kindle Paperwhiteが来てから、iPad miniとか、nexus7とか、いま持っているiPadよりも軽い7インチ台タブレットに物欲が盛り上がっていたのだが、ここへきて、心変わりしてきた。いまはまあ、いいかな、と。重いものを持って歩くのは嫌なので外出やら旅やらでは、iPhoneとKindle Paperwhiteがあれば、十分。これにもう1台タブレットを持って歩くのも鬱陶しい。メールや地図はiPhoneで十分。ちょっと情報を調べるぐらいならば、これまたiPhoneで足りる。本を読むのには、Kindle Paperwhiteが軽くて読みやすいので、これは持って行ってもいいかな、とは思うが、第3のツールをバッグに入れる必要はないかと思い出した。
　それに、出先でプレゼンをするとか、ちょっとハードな仕事をするときは、今でもMacBook Airを持って歩いている。軽いとはいわないが、持ち歩くのがつらいほど、重くもない。そう考えると、ますます外出の際のツールとして7インチ・タブレットがいま必要かというと、そうでもないことに気づく。むしろ、iPadのようなタブレットを利用するのは、雑誌コンテンツとか、FlipBoardのようなビジュアルなアプリを使うときで、こういう場合には、雑誌ぐらいの広さ、10インチぐらいの画面が欲しいーーなどと冷静に自分の用途を考えると、欲しいのは、iPad miniよりも、従来型のiPadと同じサイズの画面で、もっと薄くて、もっと軽いタブレットだった。
　そんなものが可能かどうか、わからないけど、300グラム台の10インチ・タブレットかな。iPadは来年前半に第5世代が出てくるのではないかという噂があるが、どうなんだろう。超薄型・超軽量iPadだろうか。こうしたグッズが実現できるのならば、アンドロイド・タブレットでもいいかもしれない。サムスンあたり、どうだろう。開発を進めていないだろうか。nexusの次世代版はどうだろう。アマゾンもKindle Fire HDの次世代版で、こんなものを考えていないのだろうか。ともあれ、手元にiPadはあるわけだし（第1世代という今ではレトロな機種だが）、来年まで様子見かな。

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)