ラリー・キングがカムバック。でも、晩節を汚さないで欲しいものです

米CNNテレビのトーク番組「ラリー・キング・ライブ」の司会者を務め、「トークの帝王」と呼ばれながら、3年前に「引退」したラリー・キング氏(79)が、ロシア政府系の英語ニュース専門テレビ局「RT」で政治トーク番組を担当することになった。(略)一方、同局は政府系放送局だけに、米メディアの中には「キング氏は『クレムリン(ロシア大統領府)』を宣伝する放送局に加わる」(ワシントン・タイムズ)といった冷ややかな見方も出ている。

 CNNの看板でもあったラリー・キングがカムバックするらしい。しかし、その舞台は、ロシア政府系の英語ニュース専門局。うーん。既に米国内でも危惧する声があるらしいが、ロシア政府系の番組に本当の自由があるのか。政治トーク番組といいながら、単なるバラエティ・トークショーとなるのか。「ラリー・キング・ライブ」のときも純粋なジャーナリストとはちょっと違った感じもしたが、今年で80歳、既に功成り名を遂げた人なのだから、晩節を怪我して欲しくないものです。
ラリー・キング - Wikipedia

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