女性専用車、ドキッとしました

首都圏の私鉄九社と都営地下鉄は、痴漢対策として一部路線で朝の通勤時間帯に女性専用車両を導入し、九日運行を始めた。いずれも午前九時半ごろまでの上り線で、一編成当たりの女性専用は一車両だけ。

 朝、都営地下鉄に乗ろうとしたら、隣の車両に「女性専用車」のステッカー。そういえば、「女性専用車両」をつくろうという話があったな、と寝ぼけた頭で、ぼぉーと認識した。で、帰りに営団地下鉄に飛び乗ったら、これが「女性専用車」と書かれた車両。何だか、どきどきしてしまった。でも、注意書きを見たら、朝9時半までと書いてある。ああ、じゃあ、セーフなんだ。でも、「女性専用車」のステッカーが至る所に貼られた車両はどうも居心地が悪い。別に悪いことをしているわけでもないし、痴漢でもないんだけど、何だかドキドキしてしまう。単に気が小さいだけなんだけど。乗換駅でホームに出るところがちょうど1両目なんだけど、急いでいて、飛び乗ったら、女性専用車だったら、どうするんだろう。考えただけで恐ろしい。きっと犯罪者のように見られてしまうのだろうなあ。