女子サッカー五輪アジア最終予選、日本は北朝鮮と引き分け

サッカー日本女子代表なでしこジャパン)は8日、中国・山東ロンドン五輪アジア最終予選の第4戦となる北朝鮮戦に臨み、1-1で引き分けた。3大会連続4度目の五輪出場は持ち越しとなった。

 北朝鮮の気迫と日本の集中力のなさが目立った試合だった。ロンドン五輪アジア最終予選、この試合で北朝鮮に勝てば、出場が決定。終始、北朝鮮に押されていたが、後半37分に永里のシュートをキーパーが弾いたボールが相手のディフェンダーにあたって入るという幸運なゴールで先制。しかし、これを守り切ることができない。集中力を欠いたプレーというか、メリハリのない緩慢なボール回しから相手にボールをとられ、何度か危機があった挙句に、ロスタイムで同点に。まあ、今日の試合から言えば、北朝鮮が勝っていてもおかくしくなかったから、こんな結末なのだろうなあ。日本は疲労感からか、ボォーとしたようなプレーが目立った。全力を尽くしたという感じでもないため、何となく後味の悪い試合。

なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!

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中国が豪州に敗れ、なでしこのロンドン五輪出場が決定

女子サッカーの2012年ロンドン五輪アジア最終予選は8日、中国・済南で第4戦があり、日本が3大会連続4回目の五輪出場を決めた。日本は北朝鮮と1―1で引き分けたが、その後の試合で、中国が豪州に敗れたため、最終戦を残して五輪に出場できる2位以内が確定した。日本の団体競技ロンドン五輪出場権を獲得したのは初めて。

 対北朝鮮戦では、今ひとつだった日本だが、中国が豪州に敗れたため、ロンドン五輪出場権が決定。今回のロンドン五輪予選、課題も浮き彫りになったし、ワールドカップで優勝したことで、今度は各国が日本を研究してガチンコで来るのだろうなあ。守る立場はなかなか難しい。

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