民主党をこの時期、離党する人は選挙のために逃げたと思われてしまうよなあ

衆院解散をめぐる民主党内の動揺は収まらず、15日だけで衆院議員6人が離党の意向を相次いで明らかにした。民主党は離党届を受理していないが、与党は実質的に衆院過半数割れとなった。(略)15日に離党届を提出したのは山崎誠(比例南関東)、富岡芳忠(比例北関東)両氏。このほか、山田正彦元農相(長崎3区)が記者団に離党を明言。初鹿明博(東京16区)、長尾敬(大阪14区)と中川治(大阪18区)の3氏も離党の意向を固めた。また、解散前に離党の意向を固めていた小沢鋭仁環境相(山梨1区)は記者団に、週明けに離党届を提出すると説明した。

 年末の総選挙が決まり、離党者が相次いでいるのだとか。もともと一致しているのは自民党政権を倒すことだけで、共通した理念があるのかどうかもはっきりしない「選挙互助会」といわれた政党だけに、選挙が危ないとみれば、互助会を乗り換える人が続出するのも不思議ではない感じがする。むしろ、これを機に、理念が一致した人の党になれば、次の選挙で政権を失っても、そのあとの再生の道が見えてくるのかもしれない。選挙で党を選ぶ人には出てもらって、理念・思想で党に残る人は残るということが、民主党再生の第一歩なのかもしれない。で、自民党の一部とガラポンとか。
 まだまだ、どんなストーリーになっていくのか、わからないなあ。第三極も、日本維新の会みんなの党が一致するのはわかっても、みんなの党と太陽の党は違和感あり過ぎだもんなあ。維新とみんな、維新と太陽のブリッジ共闘とか、画策したりするのかなあ。3つが対等に組む連合は、選挙互助会見え見えだもんなあ。少なくとも維新とみんながやったような政策項目の合意をつくらずに太陽と合流すれば、維新、みんなも勢いが死んでしまうんじゃないのだろうか。それじゃあ、あまりにも20世紀的だもんなあ。
 ともあれ政党があまりにもグジャグジャになってしまって、第3極連合だなんだかんだとなれば、結局、政党ではなく人で選ぶしかないなあ。昨日の党首討論も見ると、自民党の安倍総裁はどこか、ひ弱。想定外の展開になると、対応力がなさそう。少なくとも「覚悟」を決めた野田首相の迫力に負けていた。安倍さん、決まったレールの上から外れると、「覚悟」がなさそうな感じがふっと漂ってしまった。自民党も、どこまで議席を回復できるのか、わからないかもしれない。一方の野田首相、これで政策力があったならばなあ。
★維新・みんな 10項目で政策大筋合意 NHKニュース => http://bit.ly/RWdQQP
★太陽と減税が合流 太陽・維新は16日に最終協議 - MSN産経ニュース => http://on-msn.com/RWdM3F

最新選挙立候補マニュアル―選挙参謀はいりません

最新選挙立候補マニュアル―選挙参謀はいりません

中国、予定通り、党総書記に習近平氏

中国共産党は15日、次の10年の国家運営を担う新指導部の顔触れを発表した。最高指導部の政治局常務委員は7人のメンバーが選出され、胡錦濤国家主席の後任の党総書記に就任した習近平氏を筆頭に、李克強張徳江兪正声劉雲山王岐山張高麗の各氏が選ばれた。7人は北京の人民大会堂の壇上に登場し、各国の報道陣に紹介された。

 予定通り、中国の党総書記は胡錦濤氏から習近平氏へ。どんな中国になるのやら。不安だなあ。
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習近平―共産中国最弱の帝王

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