フランス大統領選の決選投票は6日、即日開票の結果、右派の与党・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ党首(52)が社会党の女性候補セゴレーヌ・ロワイヤル議員(53)を大差で破り、当選した。大統領交代は1995年の現職シラク氏(74)以来12年ぶり。フランスは初の戦後生まれの指導者の下、米英型の競争重視の改革により雇用の改善、成長力底上げなど経済再生を目指す。
サルコジ氏といえば、「社会のクズ」発言で移民の暴動を誘発した人物という印象が強いのだが、支持する人も多いのだなあ。フランス版のネオコンなのだろうか。右派というけど、本人も移民出身らしい。そのほうが過激になるのだろうか。しかし、ドイツとともに社会民主主義の牙城と思われたフランスまでが市場主義に走ってしまうのだなあ。