3000ドル・カーの時代が来る?

日産自動車カルロス・ゴーン社長は20日株主総会後の記者会見でインドで価格が3000ドル程度の超低価格車の生産・販売を検討していることを明らかにした。インドのタタ自動車が2008年に「3000ドルカー」を発売する計画を表明しており、インドでは後発となる日産はシェアを一気に伸ばす秘策として超低価格車の可能性を探っているもようだ。

 一時期のパソコンを思わせるなあ。タタに続いて、日産も3000ドル・カーに意欲。1000ドルPCが話題になったことがあったけど、3000ドル・カーか。すごいなあ。ルノー・グループは欧州では低価格車で成功しているという話だから、当然、こっちへは出てくるだろうなあ。以前、Economistが自動車産業成長の主戦場は、エコ・カーか低価格車というようなことを書いていたが、その流れの中の話かなあ。