2008年度予算案、方向感を失ってきたのを象徴?

政府は24日午前に繰り上げ閣議を開催し、2008年度予算の政府案を決定した。社会保障費の増大や地方配慮を鮮明にした結果、一般会計総額は83兆0613億円と2年連増で増加するが、国債費の減額や税収の微増などで新規国債発行残高を小幅圧縮。4年連続で新規国債発行額を減額し、福田康夫首相の指示を達成した。ただ、一般会計ベースの基礎的財政収支プライマリーバランス)は07年度に比べて赤字幅が拡大。政府が財政健全化目標に掲げる2011年度の国と地方を合わせたプライマリーバランスの黒字化達成への道のりは険しいものになる。

 逆コースというか、何というか、メリハリのない福田政権は、予算案もメリハリがない感じ。日本が方向感を失ってきている感じ。