イスラエル軍がガザ攻撃。パレスチナ側から「ホロコースト」の声

［ガザ　１日　ロイター］　イスラエル軍は１日、パレスチナ自治区ガザを攻撃し、パレスチナの民間人多数を含む６１人が死亡し、２０００年にイスラエルが攻撃を開始して以来最悪の死者数となった。今回の攻撃は、イスラエル軍が２００５年にガザから撤退して以降最大の規模で、同軍は兵士２人を失った。イスラエル軍によると、同軍に死者が出たのは昨年１０月以来。

　日本では、あまり大きく伝えられていない印象があるが、イスラエル軍がガザを攻撃、パレスチナ側に民間人も含め多数の死者が出ている。欧米のメディアは、この事件を大きく報じている。で、中東のアルジャジーラとなると、その論調は厳しい。

Israeli forces killed 61 people in the Gaza Strip on Saturday alone, the bloodiest day for Palestinians since an uprising against Israeli occupation began in 2000.
"It's very regrettable that what is happening is more than a holocaust," Abbas told reporters in Ramallah.
"Children who are barely five-months old are being bombed by the Israeli army."
"We tell the world to see with its own eyes and judge for itself what is happening and who is carrying out international terrorism."

　イスラエル軍によるホロコーストという声さえあがる。パレスチナに憎悪がまた燃え上がる。イランとイラクの関係修復。一方で、この事件。中東はどう動いていくのだろう。