- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/18
- メディア: 単行本
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序論 『「超」整理法』を書き直す時がきた
第1部 デジタル・オフィスの作り方
第1章 Gメール革命
第2章 デジタル・オフィスはオンライン
第3章 紙との共存
第2部 IT時代の知の技法
第4章 検索を制するものは知を制す
第5章 検索は知のスタイルを変える
第6章 新しい時代におこえる知的作業の本質は何か?
第7章 新しい知的生産技術
第3部 知の産業革命
第8章 日本で知の産業革命が起きるか?
こうして見ると、この10年で一番の知的生産革命はグーグルの登場によるものだということがわかる。大企業・大組織にはグーグルに対する警戒感もあり、なかなかフル活用ができていないことを筆者は指摘する。むしろ個人や小さな組織・チームのほうがグーグルを利用しやすい。スキャナーも安くなって、個人でも簡単に文書をPDF化できる時代になったし、確かに『「超」超整理法』を書き直す時だったのだったなあ。ただ、2008年の出版なので、iPhoneやiPadは出てこない。あと数年したら、『超・超「超」整理法』が書かれることになるのかも。
しかし、紙とデジタルという点から言うと、データのプリントアウト、メモのデジタル化(PDF化)など,どっちを見ても,紙はA4の時代。そうなると、超整理手帳に惹かれるなあ。来年の手帳は「ほぼ日手帳」にするつもりで既に買ってしまったが、付和雷同の浮気者としては、超整理手帳もちょっと気になる。2011年版は、バーティカルタイプやA5タイプもあるし。