シャープは27日、12月に電子書籍の販売サービスを開始すると同時に、専用端末を発売すると発表した。スタート時点で約3万冊の書籍などを用意し、来年春までに動画やゲームなども配信する予定。端末はタッチパネル式で画面サイズが5.5型と10.8型の2機種。名称は「GALAPAGOS(ガラパゴス)」。進化の象徴として名付けたという。
シャープの電子書籍端末、携帯電話のときのように日本市場だけを見て開発しているようで、何となく“ガラパゴス端末”だよなあ、とか思っていたら、ブランド名が「ガラパゴス」! 大胆だなあ。シャレがわかる会社なのか何なのか。普通は「進化の象徴」というよりも「閉鎖性の象徴」のように使われている言葉だけど...。でも、これで「シャープの電子書籍端末はガラパゴスだ」と叫んでも、誰にも叱られない。「ガラパゴス」をブランド名として言っているのか、それとも一般にビジネスの世界で使われている意味で言っているのか、どっちで言っているのか、顔色を見ないとわからないだろうなあ。目が笑っていたら、後者だな。