日本たばこ協会が22日発表した2010年度の国内紙巻たばこ販売実績によると、販売数量は前年比10.1%減の2102億本となり、同協会が調査を始めた1990年度以来、過去最大の減少幅となった。昨年10月に1箱100円を超える過去最大の増税が実施され、喫煙を控える動きが広がったとみられる。販売定価代金は2.0%増の3兆6163億円だった。▼増税実施前の2010年7-9月期は、買いだめ需要から販売数量が27.3%と大幅に増加したが、増税後の10-12月期は反動で45.8%減と激減。11年1-3月期は16.4%減だった。
たばこは価格弾性値が高いのだな。増税の結果、販売数量は過去最大の落ち込み。ただ、販売代金は小幅ではあるが、増加。ということは、税収としては増えたということで、OKなのだろうか。2011年度はどうなるのだろう。
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