オバマ大統領が夏休みに読んでいた本

　ウォール・ストリート・ジャーナルが、オバマ大統領が夏休み中に読んでいたという本を紹介している。
★オバマ米大統領が浜辺で読む本 - WSJ日本版 => http://on.wsj.com/oE5HuY
　で、記事によると、例えば、こんな本...

The Bayou Trilogy: Under the Bright Lights, Muscle for the Wing, and The Ones You Do

　「ルイジアナ州の湿地地帯を舞台に殺し屋、ポルノ王、元詐欺師グループなどを相手にする刑事が主人公の犯罪小説集」だとか。で、もう１冊、こんな本も...

Rodin's Debutante

　こちらは「悪徳資本家が跋扈していた20世紀半ばのシカゴを舞台に郊外の邸宅に住むギャッツビー風人物の物語」だとか。いずれも小説。経済は歴史的な転機にあるけど、歴史書でも、経済書でもなく、本当にレクリエーションのための読書のようです。しかし、今の経済状況を悪徳資本家が跋扈しているから問題があるみたいな皮相な見方をしていないだろうなあ。ちょっと不安。
　で、上の本以外に持っていったとされる本が...

The Warmth of Other Suns: The Epic Story of America's Great Migration

　こちらは「アフリカ系米国人の移民の歴史に関するノンフィクション」だという。自分のルーツを考えているのだろうか。このほか、大統領は数冊持っていたといわれて、そのうちの１冊は...

Brave New World (Harper Perennial Modern Classics)

　これは翻訳があって

すばらしい新世界 (講談社文庫)

　やはり、こちらを見ても、夏休みの読書という感じ。あるいは、早くも大統領選に備えて、スピーチの素材を集めているのだろうか。