オウム真理教の元幹部で地下鉄サリン事件のサリンを製造した遠藤誠一被告の死刑判決が、最高裁判所で確定することになりました。16年にわたったオウム真理教による一連の事件の裁判は、終わることになります。
地下鉄サリン事件が起きたのが1995年だから、もう16年。裁判は終わっても、事件にはまだ謎もあり、どうも、すっきりとはしない。まだ捕まっていない幹部もいるし、警察庁長官の銃撃、村井幹部刺殺も闇の中。また、こうした事件を生んだ社会、文化、宗教的な風土に関する分析もまだまだ、これからの課題なのだろうなあ。司法の世界では結着しても、歴史家と文学者、ジャーナリストがこれからも真実を追い続けることになるのだろうか。
★重要指名手配 平田信 高橋克也 菊地直子:警視庁 => http://bit.ly/v2oycu
★国松元長官銃撃・村井幹部刺殺…まだまだ残る謎 : 読売新聞 => http://bit.ly/rFfBZZ
- 作者: 村上春樹
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