単身で暮らしている女性の3人に1人が貧困。日本の話...

勤労世代(20-64歳)の単身で暮らす女性の3人に1人が「貧困」であることが、国立社会保障・人口問題研究所の分析でわかった。2030年には生涯未婚で過ごす女性が5人に1人になると見込まれ、貧困女性の増加に対応した安全網の整備が急がれる。(略)一人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32%、65歳以上では52%と過半数に及んだ。また、19歳以下の子どもがいる母子世帯では57%で、女性が家計を支える世帯に貧困が集中している。

 どこの国の話かと思ったら、日本の話だった。20−64歳の勤労世代の単身生活女性の3人に1人が「貧困」なのだとか。母子世帯となると、6割近い。いつの時代の話かという感じだが、平等社会といわれていた日本がここまで壊れてきてしまっているということか。これでは、イスラムのように一夫多妻による救済を考えたほうがいいのだろうか。この一夫多妻の起源は、戦争や疫病などで男性が死んでいた時代の共同体による相互扶助みたいなものだったんだろうが、それと同じように状況に日本はあるんだろうか。何だか女性差別の国に見えてくる。もともと女性の大学進学率は先進国のなかでは最低部類の国だし、実態として女性差別国家ということか...。タリバン支配下アフガニスタンのことを批判できなくなってくる...。
★国立社会保障・人口問題研究所 => http://www.ipss.go.jp/