ロシア大統領選。プーチン元大統領が再選。実質3期目...

4日投票されたロシア大統領選は即日開票の結果、プーチン首相(59)が6割以上を得票し、第1回投票で当選を決めた。プーチン氏は同日深夜(日本時間5日未明)、モスクワ中心部のクレムリン(大統領府)に隣接する広場で開かれた支持者集会にメドベージェフ大統領とともに姿を見せ、「われわれは勝利した」と宣言した。

 今年は主要国の大統領選が目白押しだが、その先陣を切るようなロシア大統領選。これを民主国家の選挙と見るのか、独裁国家の選挙と見るのか。少なくとも対立候補として立つには、象徴的な意味ではなく、本当に生命を賭ける覚悟が必要そうだけど...。大統領は2期までというのを中1回置けばOKというのも、違法ではないのだろうが、法律の趣旨、精神からいうと、脱法行為のように思える。ソ連が崩壊し、ロシアが苦しんでいるときに、西側はある意味、見放したわけで、民主化よりも強いロシアを志向する空気が強いというのも、わからないではないが...。
 で、プーチンというと、すぐに、この本を思いだしてしまう。

プーチニズム 報道されないロシアの現実

プーチニズム 報道されないロシアの現実

 暗殺されたアンナ・ポリトコフスカヤの著作のひとつ。ロシアも、ジャーナリストが殺さる国の一つだなあ。
★Putin’s Russia: Call back yesterday | The Economist => http://econ.st/wis0OJ