大統領選の共和党候補指名争いで最大のヤマ場となる「スーパーチューズデー」では、焦点となったオハイオ州で穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事がサントラム元上院議員を大接戦の末、下した。ただ、この日の戦いでサントラム氏に引導を渡すまでには至らず、両者の争いは終盤までもつれ込む可能性が高まっている。
米国大統領選の共和党候補争い。もつれる、もつれる。当初からロムニー氏優位といわれながら、決定的なリードを奪えない。そのうちにネガティブ・キャンペーンが乱舞する泥試合の様相が濃くなり、共和党の自滅ムードが漂い始めてくる感じ。結局のところ、共和党・保守派、宗教右派をロムニー氏が固めきれないのだろうか。だいたい、政教分離批判演説をするサントラム氏が票を集めてしまうのだから、米国という国の宗教性も世界の中ではかなり突出している。
★ケネディ元大統領の政教分離演説に「吐き気」=サントラム氏 - WSJ日本版 => http://on.wsj.com/ABKF5T
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