中国人女性が日本人と結婚すると、3分の1以上が家庭内暴力に遭う?

 東京北区で中国人女性が日本人の夫の家庭内暴力に遭って死亡する事件があった。その事件をもとに、中国のメディアが以下のような話を書いていた。

中日国際結婚の家庭では、中国人女性が日本人夫の暴力を受けることは珍しくない。統計データによると、中国人女性が日本人と結婚すると、家庭内暴力に遭う確率は37.3%に達するという。日本の家庭内暴力被害者で最高の割合である。これらの中国人女性は日本人夫あるいは同居男性から暴力、性的虐待を受け、更に一部の女性は妊娠時も暴力から逃げられず、中にはそのため鬱病を患って自殺する人もいる。

 どんな統計かわからないが、中国人女性が日本人の男と結婚すると、37%、つまり3人に1人が家庭内暴力に遭うといっているような話。日本人男に気をつけろ、という忠告記事なのだろうか。で、中国人女性が日本人夫の家庭内暴力に遭いやすい背景としては、3つの要因が考えられるという。

まずは経済的な依存関係だ。家庭の経済基盤は家庭内の「上層構造」を決定する。経済的に日本人夫に依存することは、中国人女性が家庭内暴力の被害に合う原因の1つだ。日本では、女性の経済地位は男性と平等ではなく、多くの女性が専業主婦で、独立できる経済能力がない。

 なるほど。下部構造が上部構造を規定するというのは、さすがマルクスの影響を受けている国。まあ、どんなにひどい男でも依存しなければならないということか。

次は文化の摩擦である。日本では「男尊女卑」の思想が根強く、一部の日本人男性は中国人妻を自分の付属品や私有財産とみなし、不満があればすぐに妻を攻撃対象とする。

 うーん。最近は男が弱くなっていると思うけど、そういう暴力的マッチョな「一部の日本人」もいるにはいるのだろうなあ。で、中国人女性は日本人女性ほど従順でないので、「互いの矛盾が調和できなくなると、日本人夫は暴力で解決する」という解説がつく。そして、最後の理由として...

最後は法律的な無力である。日本政府は現在、在日中国人に対しては管理を主に対応しており、基本的に在日中国人の人権保護のための専門の法律はない。加えて司法機関では、在日中国人事件の法律執行力が不足していることで、多くの在日中国人女性が家庭内暴力の被害にあっても、報告する場所がなくそのままになってしまう。

 なるほど。こうした要因に加えて民事不介入もあるから、法執行機関にはなかなか頼れないのだろうなあ。ただ、最後の理由を除くと、1の理由も、2の理由も、中国人女性だけではなくて、日本人の女性に対しても共通する要因。危険なのは中国人女性だけではないか。身近の日本人カップルでも、えっ、あんな良い奥さんに旦那さんが...、というような話を聞くことがあるから、家庭内暴力というのは日本の風土病のひとつになってきているのだろうか。世界を見渡しても、日本人の男が妻に暴力を振るう確率は高いのだろうか。国際的に比較したデータはあるのだろうか。
★両手両足縛られた中国人女性が変死 夫を逮捕 (産経新聞 - Yahoo!ニュース => http://bit.ly/GGaGNI

殴る夫 逃げられない妻

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