北朝鮮のロケット打ち上げ失敗。北朝鮮も失敗したが、日本も情報戦で失敗?

平壌(CNN) 北朝鮮は13日午前7時39分、衛星を搭載していると称する長距離ロケットを打ち上げた。韓国の聯合ニュースとYTNテレビが韓国の当局者の話として伝えた。米当局者によれば、ロケットは大気圏を脱出することなく空中分解したとみられる。米当局者によると、ロケットは発射台を離れたが、直後に空中分解した。打ち上げについて北朝鮮は、気象観測衛星を軌道に乗せるのが目的だとしていたが、米国は打ち上げから数分の間に収集した情報に基づき、どの構成部分も宇宙に到達しなかったとの結論に達した。

 北朝鮮のロケット打ち上げ。韓国が情報で先行、日本は何だか右往左往していた。民主党政権と頼りない防衛大臣が、自民党にまた突っ込まれるんだろうなあ。ロケット発射を日本はなかなか確認できなかったわけだが、これが情報収集問題なのか、情報伝達や分析などの危機管理体制の問題なのか、それとも情報を告知する表現能力の問題なのか、よくわからない。でも、何となく、はっきりしたのは、日本政府の発表を待つよりも、テレビを見ていた方がいいこと、ということなのだろうか。
 北朝鮮のロケット発射センターの貧弱ぶりを嗤う声もあったが、日本の危機管理センターも、韓国のテレビ局やCNN、BBCアルジャジーラ中国中央電視台CCTV)をモニターするテレビががあるだけだったりして...。しかも、そのニュースをなかなか確認できない? 東日本大震災以来の政府の危機管理体制の頼りなさに拍車がかかるなあ。
★政府発表 発射から40分余かかる NHKニュース => http://bit.ly/IIHVje

国防 (新潮文庫)

国防 (新潮文庫)

 ※ この人はいま、どう思っているのだろう?