米娯楽大手ディズニーが8日発表した第2・四半期(1─3月)決算は21%の増益となり、アナリスト予想を上回った。テーマパークとメディア部門が好調だった。利益は11億ドル。収入は前年比6%増の96億2900万ドル。
ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品の「ジョン・カーター」が大コケして、映画製作部門のトップが更迭されたディズニー、決算は好調だったらしい。この景気がいいとは言えない世の中で、2割増益。でも、好調なのは、テーマパークとメディア部門。「ジョン・カーター」は、というと...
一方、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作として2億5000万ドルの製作費をかけて作られたSF映画「ジョン・カーター」の興行成績は振るわず、8400万ドルの営業赤字を計上した。
8400万ドルの営業赤字。1ドル=80円として、67億円ちょっと。やっぱり大赤字でした。でも、それを吸収して、2割増益に持っていくディズニーもすごい。エンターテインメント・コングロマリットなのだな。
【やぶしらず通信・関連ログ】
・「ジョン・カーター」大コケで、ついにディズニー・スタジオ(映画製作部門)の会長が辞任(4月21日) => http://bit.ly/IOPynC
- 作者: トム・コネラン,仁平和夫
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