アルゼンチンに再びデフォルトの危機?フィッチが「B」から「CC」に大幅格下げ

格付け会社フィッチ・レーティングスは27日、アルゼンチンの格付けを「B」から「CC」に5段階引き下げた。2002年に発生したアルゼンチン国債のデフォルト(債務不履行)の際に再編に応じなかった債権者に対し、米連邦地裁が再編に応じた債権者と同様に支払いを命じる判決を下したことを受けて、デフォルトの可能性が高まったとしている。見通しは「ネガティブ」とした。

 前回のデフォルトでは公社債投信などに大きな影響を与えていたが、今はどうなのだろう。既に「B」というジャンクボンド扱いだったのだから、前回ほどのインパクトはないのだろうか。アルゼンチン、落ち着いたのかと思ったら、そうでもなかったのだな。

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