NHK大河ドラマ「平清盛」、期間平均視聴率も過去最低を更新
俳優の松山ケンイチさんが主演した12年のNHK大河ドラマ「平清盛」の最終回が23日、放送され、平均視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。関西地区は8.5%だった。また、初回から最終回までの期間平均視聴率は関東地区が12.0%、関西地区が11.6%だった。63年の大河ドラマ「花の生涯」以降、94年4-12月に放送された「花の乱」の期間平均視聴率14.1%を下まわり、史上最低となった。
これはもう松山ケンイチが、どうのこうのというよりも、馴染みの薄い平安時代をリアルに描こうという演出コンセプトが世の中に受けなかったなあ。もうちょっと景気が良い、まったりした時代だだったら、受け入れる余裕があったのかもしれないけど、世の中自体が無秩序で荒れ気味だからなあ。これまでの記録保持者、「花の乱」も舞台は室町時代だし、日本人の歴史認識は、織田、豊臣、徳川の戦国時代以降ということなのかも。日本人自身の知性の問題もあるし、毎週夜にテレビを見る習慣自体が壊れていることもあるだろうし、もろもろが絡んでいるのだろうなあ。
で、個別の回でいうと...
同作放送中の最高視聴率は1月15日の17・8%、最低視聴率は11月18日の7・3%だった(ともに関東地区)。
最低は、7.3%だったのか。しかし、大河ドラマ、1年続けるという縛りもあって、作っている側も、演じている側も大変だなあ。「外しちゃったかあ、やめだ、やめだ」というわけには行かないのだなあ。ご苦労様でした。
★NHK大河ドラマ歴代視聴率|ビデオリサーチ => http://bit.ly/TotAz3