レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は20日、記者会見を行い、ジョゼ・モウリーニョ監督が今シーズン限りで退団することを発表した。ペレス会長は、「誰もモウリーニョを解任していない。今回は双方同意のものだ。監督の問題について考えていたことは確かな事だ。しかし、他の監督との仮合意などはない。それを明らかにする。モウリーニョの評価はポジティブで、彼のもと、チームは更なるステップアップを実現した」とコメントし、解任ではなく、退団であることを強調している。
モウリーニョはレアル・マドリードに何を残したのだろうか。昨季から強いレアルに戻るかと思ったら、今季はリーガはどころか、チャンピオンズリーグも、スーペルコパも無冠の状態。負けた相手は、バルセロナ、ドルトムント、アトレティコ・マドリードと、相手チームに技術でもスピリットでも負けた感じ。残ったのはクラブの亀裂だけか。悲しげにベンチを暖めるカシージャスの姿に象徴されているように見える。一将功成りて万骨枯る型の人なのだろうか。クラブを後継者に託しても、勝ち続ける監督こそがすごい感じがするけど。ペップ・グアルディオラとか。あとにペンペン草も生えないようでは。まして、勝利も残せないと、こういう形になってしまうのかなあ。で、プレミアリーグに行くのだろうか。そこでもメディアを敵にし、相手チームを挑発して敵愾心を煽り、内部固めをする手法をとるのだろうか。そして、レアルの監督は誰になるのだろう。
優秀な監督なのだろうけど、やっぱり、グアルディオラとか、ドルトムントのユルゲン・クロップとかのほうが好きだなあ。来季は、このふたりがブンデスリーガで対決するのか。楽しみだなあ。レアル・マドリードがしっかりしないと、リーガエスパニューラも危ういなあ。
★ リーガコラム:モウリーニョ&マドリー、最低の離婚 - Goal.com
モウリーニョvsグアルディオラ―最強集団をつくるリーダーの条件
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