アイルランド、国民投票で同性婚を認める憲法改正

カトリックが多数派を占めるアイルランドで、同性どうしの結婚を認める憲法改正の是非を問う世界で初めての国民投票が行われ、その結果、賛成多数で改正案が承認されました。(同)23日、発表された結果によりますと、「認める」に賛成が62.1%、反対が37.9%となり、改正案が承認されました。

国民投票によって同性婚が合法化されるのは世界で初めて。

 アイルランドというと、伝統的な家族の価値観にこだわる国というイメージがあった。ジョン・フォードの映画の影響だったのかもしれない。例えば、こんな映画とか...

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 でも、時代は変わっていたのだなあ。国民投票同性婚を認める国というのは出てくるだろうけど、それがアイルランドであったというところに意外感はあるなあ。既に同じくカソリック国のスペインやフランスも同性婚を認めているから、欧州では時代の流れだったのだろうけど、国民投票でも、こうした結果が出るのだなあ。もはや社会が認めているということだなあ。で、米国では近く、最高裁同性婚に関する判断をくだすみたいだけど、このアイルライドの国民投票の結果も何かしら影響を与えるのだろうか。この件については、欧州が新世界で、米国が旧世界となってしまうのだろうか。
同性結婚 - Wikipedia
同性婚、全米で認められるか 米最高裁、6月にも判決:朝日新聞デジタル
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