レ・ミゼラブル25周年記念コンサート
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 46回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
1985年10月にロンドンで初演されたミュージカル「レ・ミゼラブル」は、日本を含む世界各国でさまざまな言語に翻訳され、公演が行われてきた。2010年10月3日、ロンドンのO2アリーナで行われた、このミュージカルの25周年記念コンサートの舞台中継作品を、ノーカットでお届けする。日本でもおなじみの名曲を、フルオーケストラの演奏と豪華キャストの歌声でお楽しみいただく。
スタッフ・キャストは以下のような顔ぶれ。
【制作】キャメロン・マッキントッシュ
【脚本】アラン・ブーブリル
【作曲】クロード・ミッシェル・シェーンベルク
【作詞】ハーバート・クレッツマー
【演出】ローレンス・コナージェームズ・パウエル
【出演】
(ジャン・バルジャン)アルフィー・ボー
(ジャベール)ノーム・ルイス
(ファンテーヌ)リア・サロンガ
(マリウス)ニック・ジョナス
(エポニーヌ)サマンサ・バークス
(コゼット)ケイティ・ホール
(アンジョルラス)ラミン・カリムルー
(テナルディエ)マット・ルーカス
(テナルディエ夫人)ジェニー・ギャロウェイ
収録:2010年10月3日
ジャン・バルジャンのアルフィー・ボー、ジャベールのノーム・ルイス、そしてエポニーヌのサマンサ・バークスが良かった。バークスの「オン・マイ・オウン」は聴かせる。マリウスのニック・ジョナスはもうちょっと声量が欲しい。アルフィー・ボーの歌が迫力満点なだけに、マイクに頼っている感じで見劣り(聴き劣り?)がしてしまう。
このコンサート、最後がすごくて、コンサートのメンバーのほかに、2010年ロンドン公演キャスト、同・世界ツアー・キャスト、そして1985年オリジナル公演キャストがそろって登場する。4人のジャン・バルジャンの共演、オリジナルキャストを中心にした「ワン・デイ・モア」と、最後の最後まで楽しませる。
「レ・ミゼラブル」は今の時代に合っている。「民衆の歌」を聴いていると、エジプト革命が脳裏を横切る。「Tomorrow Comes」だなあ。このミュージカル、ずっとアンドリュー・ウェーバーの作品だと思っていたのだが、作曲はフランス人のクロード・ミッシェル・シェーンベルク。「レ・ミゼラブル」をミュージカルにしようなんてフランス人でないと思いつかないか。
★ウィキペディアで「レ・ミゼラブル」は => wikipedia:レ・ミゼラブル (ミュージカル)
★「レ・ミゼラブル」帝国劇場100周年公演サイト
http://www.tohostage.com/lesmiserables/index.html