福島、宮城に続き、岩手、栃木も肉牛の出荷停止

肉牛の放射性セシウム汚染問題で政府は1日、岩手県の一関市と藤沢町の計6頭から国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超えるセシウムが検出されたとして、原子力災害対策特別措置法に基づき県全域の肉牛出荷停止を同県に指示した。福島、宮城に続き3県目。さらに、栃木県でも県内2市から汚染牛が出たとして、早ければ2日にも同様の指示を出す方針だ。

 放射能の汚染被害、どんどん広がっていく。原発事故以来、「食の安全」は吹き飛んだ感じがする。この汚染被害まで加えた原子力のコストはどのぐらいのものなのだろう。

放射能を防ぐ知恵―食・暮らし・エネルギーの話

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