4-6月の経済成長率は年率換算で3四半期連続のマイナス成長
内閣府が15日朝発表した4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質成長率が前期比0.3%減、年率換算で1.3%減だった。マイナス成長は3四半期連続。東日本大震災によるサプライチェーン(供給網)の寸断で輸出が大きく減少したことや、個人消費の減退が成長率を下押しした。
東日本大震災のダメージが一番大きかったのが、4-6月だっただろうか。このあとは、米国、欧州の乱調、中国のインフレが不安定要因か。今年は荒れ模様の年になるなあ。米国が二番底になるようだと、復興需要と外需不振のプラス・マイナスがどう出るかということになるのだろうか。
- 作者: 野口 悠紀雄
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