第1ラウンドはホリエモンに実刑判決

ライブドア事件で、証券取引法違反罪に問われた前社長、堀江貴文被告(34)の判決公判が16日、東京地裁であり、小坂敏幸裁判長は「証券市場の公正性を害した極めて悪質な犯行」として、懲役2年6月(求刑懲役4年)の実刑を言い渡した。同罪単独での実刑は極めて異例で、ルール無視の行動で市場をかき回した堀江被告に司法は厳格な姿勢を示した。同被告は即日、控訴した。

 東京地裁ホリエモン実刑判決。第1ラウンドは検察の価値だったけど、高裁、最高裁と戦いは続く。