宮市亮(みやいち・りょう)

 欧州サッカーリーグで日本人最年少プロデビュー、プロ2試合目で、これまた日本人欧州リーグ最年少ゴールを決めて、いちやく話題をさらった恐るべき18歳。高校から、いきなり英国プレミアリーグの名門アーセナルに入団。労働ビザがとれなかったことから、オランダ1部リーグのフェイエノールトにレンタル移籍されたのだが、アーセナルベンゲル監督の目が正しかったことが、わずか1週間で証明された感じ。
 アーセナルが本籍であることは、アーセナルのオフィシャルサイトに、リザーブ・ユースとして宮市の紹介があることからもわかる。
 http://www.arsenal.com/reserves-youth/players/ryo-miyaichi
 ここでは、フェイエノールトでの活躍も紹介されており、初ゴールのニュースはこんな具合に大きな写真入り。
 Loan Watch: Miyaichi scores for Feyenoord | Arsenal.com => http://t.co/lqdzbqL
 ウィキペディアを見ると、身長は183cm。岡崎(173cm)よりも高く、前田遼一(183cm)と変わらず、李忠成(182cm)よりも、ちょっと高い。2014年のブラジル・ワールドカップの時は21歳。これからオランダ、英国と欧州リーグで揉まれれば、もっと強くなる可能性を秘めているし、楽しみだなあ。日本代表に不動の大型FWが誕生する期待が高まる。少なくとも代表の座をめぐる競争は一段と激化しそうだなあ。
ウィキペディアでは => wikipedia:宮市亮
フェイエノールト公式サイト・選手紹介オランダ語)=> http://t.co/ztX2gve
★グーグルで検索すると => google:宮市亮]  [google:Ryo Miyaichi
★アマゾンで検索すると => amazon:宮市亮
楽天で検索すると => rakuten:宮市亮
[rakuten:a-toys:10048476:detail]

戦場でワルツを

戦場でワルツを 完全版 [DVD]

戦場でワルツを 完全版 [DVD]

 昨晩、WOWOWで放映していたイスラエルのドキュメンタリー・アニメ。製作・監督・脚本のアリ・フォルマン自身が従軍したレバノン戦争でのサブラ・シャティーラ虐殺の記憶を掘り起こす旅。ナチスの虐殺を体験したユダヤ人の国、イスラエルワルシャワ・ゲットーでの虐殺と同じようなパレスチナ難民キャンプの虐殺に加担してしまったことを哀しみと痛みをもって描く。最後に当時の実写映像も出てくるが、友人や関係者のインタビューを通して記憶(歴史)を掘り起こしてく過程はアニメで展開される。あまりにも痛みをもった過去であり、あまりにも凄惨な現実を表現するのに、アニメという手法は優れている。ひとつ距離を置く感じになり、むしろ感情を抑え、冷静に考える余裕を与えてくれる。当時の心情を描くには、絵は現実の写真よりも時代の空気を今の感覚として伝えてくる。
 この映画は書籍にもなっており、こちらの完成度も高いが、まずはアニメを見てみたい。
【やぶしらず通信・関連ログ】
★「戦場でワルツを」書籍版(英語)
 Ari Folman, David Polonsky「WALTZ WITH BASHIR」 => http://t.co/K4e0vbs
Waltz with Bashir: A Lebanon War Story

Waltz with Bashir: A Lebanon War Story

WOWOW

欧州CL決勝T、バルセロナがアーセナルに負けてしまった

サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は16日、各地で16強による決勝トーナメント1回戦の第1戦2試合を行い、ホームで戦ったアーセナルイングランド)が優勝候補のバルセロナ(スペイン)に2-1で逆転勝ちした。

 あらあ、いまや無敵かと思われていたバルセロナが欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、アーセナルに負けてしまった。リーガ・エスパニョーラの前節で、スポルティング・ヒホンに引き分けて、連勝記録が止まったばかり。ちょっと脱力状態なのだろうか。それとも、バルセロナとの戦い方が他のクラブにも見えてきたのだろうか。1回戦はホームとアウェーの2試合制なので、まだ結末はわからないが、厳しいスタート。CLも当然、決勝に進むかと思ったら、そうは簡単でもなさそう。

UEFAチャンピオンズリーグ2008/2009 優勝への軌跡 [DVD]

UEFAチャンピオンズリーグ2008/2009 優勝への軌跡 [DVD]

セリエA、インテルはフィオレンティーナに勝利。長友はGoal.comで 5.5、サポーターの評価はまずまず

イタリア・セリエAは16日、昨年12月のFIFA(国際サッカー連盟クラブワールドカップインテルが出場したために延期されていた第17節の残り試合が行われ、パッツィーニの決勝ゴールによりインテルが2-1でフィオレンティーナを下した。なお、この試合でインテル移籍後初のスタメン出場を果たした日本代表DF長友佑都は、72分にピッチを退くまで精力的なプレーを見せ、チームの勝利に貢献した。

 セリエAインテルvsフィオレンティーナ戦。長友は初の先発メンバー入り。チームも2−1で勝利。いい循環に入ってきたかな。ただ、選手レーティングで見ると、Goal.comの評価は「5.5」と最低ライン。右サイドバックマイコンが攻め上がるから、ディフェンスの役割が多く、なかなか見せ場をつくりにくいためだろうか。まあ、ここは慣れと思って。インテル公式サイトの、サポーター投票による選手レイティングは平均点をちょっと下回るぐらいで、まずまずの評価。ここはクラブに慣れる段階なんだろうなあ。まだ、移籍してから1カ月たっていないわけだし。
インテル公式サイトでのフィオレンティーナ戦選手レイティング・サポーター投票 => http://bit.ly/hg0YPo
★Goal.comの「インテルvsフィオレンティーナ」戦レポートと選手レイティング => http://t.co/GG8hjqJ
◆やぶしら堂 aStore - インテルと長友を読む、見る => http://t.co/VIKiA9G

セリエAに挑んだ男たち カズ、中田、名波、俊輔、柳沢

セリエAに挑んだ男たち カズ、中田、名波、俊輔、柳沢

小沢派の一部衆院議員が民主党会派離脱。もう総選挙でしょう

民主党の小沢元代表に近い16人の若手の衆議院議員は、執行部が、小沢氏に対する処分の案を決めたことなどは納得できないとして、岡田幹事長宛てに民主党の会派を離脱する届けを出したのに続いて、横路衆議院議長宛てに新しい会派の結成届を提出しました。これに対し、執行部側は、会派離脱は認められないとしています。

 民主党の小沢元代表に近い議員が会派離脱*1。一方、自民党で当選した人が経済財政担当相。既に総選挙の結果とは無縁な領域に皆さんが猛進しているのだから、ここはもう総選挙して、やり直す潮時なんでしょう。課題山積の中、時間が浪費されると言うが、すでに内向きの政争で十分、浪費されているのだから、総選挙したほうがいいんじゃ。菅さんが支持されているのならば、そういう結果が出るでしょうし、小沢さんが支持されているというのならば、そんな結果が出るでしょうし...。総選挙しても、まだメチャクチャな状態ならば、その程度の国だったということを確認できることにもなりますし...。
【やぶしらず通信・関連ログ】
民主党会派離脱・小沢系16議員がどんな人か、ウィキペディア、グーグルでみると... => http://t.co/93v72Sv

日本国憲法 (講談社学術文庫)

日本国憲法 (講談社学術文庫)

*1:「小沢氏に近い」か「小沢グループ」か何だかわからないが、もう自民党時代の派閥、「小沢派」という感じだなあ。全員じゃなくて一部というところが執行部揺さぶりみたいで、せこいというか、あざといというか。政権党の権力自体は手放したくないみたいな...

民主党会派離脱・小沢系16議員がどんな人か、ウィキペディア、グーグルでみると...

 Yahoo!ニュースの「民主党 小沢系16人が会派離脱届…執行部は認めぬ意向 (毎日新聞) => http://t.co/qfOuaPl」によると、「会派離脱届を提出した比例選出議員」は以下の通り(敬称略、地区はブロック名、<>内の数字は当選回数)。自分の力で選挙区を勝ち抜いた人ならば、まだしも、比例選出で会派離脱というのも、どうかと思うけど、人それぞれ理由はあるのだろうし、どんな人か、ウィキペディア、グーグルで検索できるようにしてみると...
渡辺浩一郎(東京 <2>) => wikipedia:渡辺浩一郎 google:渡辺 浩一郎

続きを読む

菅内閣支持率、ついに17.8%。

時事通信社が10-13日に実施した2月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比3.5ポイント減の17.8%となり、昨年6月の発足以来初めて2割を割り込んだ。鳩山内閣が退陣する直前だった同年5月の19.1%も下回り、2009年9月の政権交代後最低を記録した。不支持率も同4.5ポイント増の63.7%と、菅内閣では最悪となった。

 共同通信が調査した2月の内閣支持率が19%台だったが、時事通信の調査では、それをも下回ってきた。麻生内閣の末期のような症状。民主党もバラバラだし、菅首相はこのまま行っても座して死を待つだけ。ここは解散総選挙というのは、どうなのだろう。民主党の中で政権をたらい回しにしているよりは良いような気もするけど。もう党もメチャクチャだし、内閣も主要ポストにヨソの人がいるわけだし、みなさん、選挙で立場を明確にしたほうがいいと思うけど。疎い人、方便の人、法廷で決着を付ける人、それぞれに信を問えば。その結果は、この3人が当選して、周りがバタバタ討ち死にすることになるんだろうか。年寄りが生き延び、若手が死ぬ。前回総選挙の自民党もそうだったけど、世の中は理不尽かも。
 で、このところ各メディアが公表した内閣支持率調査の結果は...
・2月12日:内閣支持、最低の19%に - 47NEWS(共同通信) => http://t.co/7AiH281
・2月14日:NHK調査 内閣支持率21% NHKニュース => http://t.co/aHb16Bs
・2月14日:内閣支持率20・7% 政権発足以来最低を記録 - MSN産経ニュース => http://t.co/etvDxEA
 どの数字も悲惨だなあ。冒頭の時事通信の調査をみると、政党支持率民主党自民党も落ちている。政党に対する信頼そのものが崩壊している。連立するしか、政権を作る方法がなくなるのかもしれない。何だか一時のイタリアに似てきた。

イタリアからの手紙 (新潮文庫)

イタリアからの手紙 (新潮文庫)