菅内閣支持率、ついに17.8%。

時事通信社が10-13日に実施した2月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比3.5ポイント減の17.8%となり、昨年6月の発足以来初めて2割を割り込んだ。鳩山内閣が退陣する直前だった同年5月の19.1%も下回り、2009年9月の政権交代後最低を記録した。不支持率も同4.5ポイント増の63.7%と、菅内閣では最悪となった。

 共同通信が調査した2月の内閣支持率が19%台だったが、時事通信の調査では、それをも下回ってきた。麻生内閣の末期のような症状。民主党もバラバラだし、菅首相はこのまま行っても座して死を待つだけ。ここは解散総選挙というのは、どうなのだろう。民主党の中で政権をたらい回しにしているよりは良いような気もするけど。もう党もメチャクチャだし、内閣も主要ポストにヨソの人がいるわけだし、みなさん、選挙で立場を明確にしたほうがいいと思うけど。疎い人、方便の人、法廷で決着を付ける人、それぞれに信を問えば。その結果は、この3人が当選して、周りがバタバタ討ち死にすることになるんだろうか。年寄りが生き延び、若手が死ぬ。前回総選挙の自民党もそうだったけど、世の中は理不尽かも。
 で、このところ各メディアが公表した内閣支持率調査の結果は...
・2月12日:内閣支持、最低の19%に - 47NEWS(共同通信) => http://t.co/7AiH281
・2月14日:NHK調査 内閣支持率21% NHKニュース => http://t.co/aHb16Bs
・2月14日:内閣支持率20・7% 政権発足以来最低を記録 - MSN産経ニュース => http://t.co/etvDxEA
 どの数字も悲惨だなあ。冒頭の時事通信の調査をみると、政党支持率民主党自民党も落ちている。政党に対する信頼そのものが崩壊している。連立するしか、政権を作る方法がなくなるのかもしれない。何だか一時のイタリアに似てきた。

イタリアからの手紙 (新潮文庫)

イタリアからの手紙 (新潮文庫)