2011年はミリオンセラーが続出したのだとか。過去の震災の年と何が違うのか。考えてしまった...

オリコン年間売上部数ランキングから見て取れるのは、ミリオンセラーの多さだ。期間内推定売上部数が100万部を超えたのは、文芸書としては『1Q84 BOOK1』(21年)以来の1位となった『謎解きはディナーのあとで』以下7作。昨年の2作を大幅に上回り、集計を始めた19年以降で最多となった。(略)ただトップ10のうち23年に刊行されたのは3作だけで、上位の顔ぶれは昨年と一部重なっている。3位『体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食』と4位『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』は、それぞれ昨年の4位と1位。

 年間ベストセラー・ランキングが出てくるシーズンだが、2011年は書籍のミリオンセラーが多かったという。で、ミリオンセラーとなった1位から7位の顔ぶれは、こんなところだったらしい。

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