また、コスタクルーズ社の客船が事故。火災でインド洋を漂流しているとか
ANSA通信などによると、乗客ら1049人が乗ったイタリアの大型客船「コスタ・アレグラ」(全長187メートル、2万8597トン)が27日、インド洋を航海中に機関室から出火した。火は間もなく消し止められたが船は航行不能となって漂流しており、救援の船が向かっている。沈没の恐れはなく、けが人の情報もない。火災を起こした船は、1月にイタリア中部の地中海で座礁事故を起こして30人以上の死者・行方不明者を出した「コスタ・コンコルディア」を所有する同国のコスタクルーズ社が運航。
大型客船の事故で、またイタリアの船かと思ったら、会社まで同じだった。こうなってくると、前回の事故にしても、船長の資質だけではなくて、会社としての体質も疑問視されてしまうだろうなあ。それとも、この手のことはよくあることなのだろうか。
★コスタ クルーズ公式サイト => http://bit.ly/xzaszd
★イタリア豪華客船座礁で5人の死亡確認、船長を逮捕 | Reuters => http://bit.ly/xwHz6K
★伊客船座礁事故、乗員の6割超はサービスや娯楽担当 | Reuters => http://bit.ly/w9cdRU
- 作者: 竹野弘之
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英国王のスピーチ
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しかし、エドワード8世とシンプソン夫人はボロクソに描かれており、ちょっとかわいそうな感じもする。シンプソン夫人も最後までウィンザー公(退位後のエドワード8世)と添い遂げたのだから、それほどひどい人ではなかったのかも。ただ、英国のファシストと近かったらしいから、そのあたりはやっぱり悪役キャラになってしまうのだろうなあ。
この映画の大ヒットで、ジョージ6世と言語治療士のライオネル・ローグに関するドキュメンタリーもいろいろと出ている。マーケットを作っている感じもする。実際、この手のドキュメンタリーを見ると、映画も見てみたくなる。
★映画「英国王のスピーチ」公式サイト => http://kingsspeech.gaga.ne.jp/
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WOWOWアカデミー短編アニメ特集。インパクトの強い「ロゴラマ」。心に残る「落としもの」「デンマークの詩人」
「落としもの」ある日少年は浜辺で奇妙な生き物に遭遇する。「ロゴラマ」LAを舞台に有名なロゴが約16分間に約2500個も登場するポップでシニカルな1作。「デンマークの詩人」旅行でノルウェーに行ったデンマークの詩人がたどる道のりをつづる。「ハーヴィー・クランペット」ポーランドで生まれた男性ハーヴィーは豪州に引っ越す。「老人と海」老いた漁師が主人公のE・ヘミングウェイの名作が原作。他、「砂の城」も放送。
アカデミー賞シーズンに合わせた特集。これまでにアカデミー短編アニメ映画賞を受賞した6作品を紹介した番組。
最もインパクトがあるのは「ロゴラマ」。ロゴだらけで表現された街で、マクドナルドのドナルドが凶悪犯に扮し、ミシュランのビバンダン(ミシュランマン、タイヤマン)が追跡する。ロゴの中には吉野家もあった。ただ、このロゴの乱舞(と著作権調整)に感嘆しているところがあって、あと10年たっても、このインパクトが続くのかどうかはわからない。どのぐらいロゴが持続するのかにかかっているのかもしれない。コンセプトで圧倒する映画。
アニメそのものを楽しんだのは、ほのぼのとした「落としもの」と、北欧の寓話のような「デンマークの恋人」だった。この2作品が個人的には好き。一方、クレイアニメの「ハーヴィー・クランペット」は、ポーランドからオーストラリアへ委譲した男の一代記なのだが、これがホラ話風というか、寓話というか、それでいて強烈な人生物語。ポリティカル・コレクトネスなどクソ食らえというようなストーリー。
「老人の海」はご存知ヘミングウェイの原作。それだけにストーリーはお馴染みのもの。むしろ絵画のような映像で見せるという技巧的な映画。技巧としてはすごいが…という感じ。アニメでなければできないことをしているというわけでもないので、その分、ちょっと退屈してしまった。「砂の城」は1本だけ1970年代の映画。ストップ・モーション・アニメで、砂の風紋などの描写はすごいが、いかんせん、ちょっと古い感じがした。
というわけで、刺激性では「ロゴラマ」。お気に入りは「デンマークの恋人」と「落としもの」だった。
★「ロゴラマ(Logorama)」(英語)
★「落としもの(The Lost Thing)」予告編(英語)
★「デンマークの恋人(The Danish Poet)」英語版
アルゼンチン、フォークランドに寄港した客船の入港を拒否
フォークランド諸島(アルゼンチン名・マルビナス諸島)の領有権をめぐり英国とアルゼンチンが争っている問題で、アルゼンチンのティエラ・デル・フエゴ州当局は27日、英領バミューダ船籍の客船2隻の寄港を拒否した。フォークランド諸島に寄港したことが理由だという。
ホルムズ海峡も緊迫しているが、フォークランド問題も再び、きな臭い。英国は2正面作戦をできる余力はないだろうから、アルゼンチンも英国の足元を見ているのだろうか。世界は不安定さを増している感じだなあ。
- 作者: サンデー・タイムズ特報部,宮崎正雄
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